あなたの美肌の敵と味方を知る

2024年02月03日

肌の敵になるもの

肌の一番の大敵が紫外線です。何度も日焼けすることで肌の炎症や乾燥、シミなどの肌トラブルも増えます。肌老化の原因にもなりますが、日光はビタミンDを作るため、適度に浴びることも大切です。

肌に残った化粧品や埃をメイク落としや洗顔で丁寧に落とさないでいると、肌の上で汚れが酸化してかぶれやニキビ、吹き出物などの原因になります。長期にわたって放置すると毛穴に詰まって毛穴が開いたり、肌がたるむことがあります。

肌をこすりすぎるとシミやシワ、たるみ、肌荒れなどのトラブルの原因となります。クレンジングや保湿など、肌をケアする際にもできるだけ優しく肌に触れ、強くこすったり押したり、傷つけないようにしましょう。

紫外線や炎症、老化により、肌にも活性酸素が発生します。フリーラジカルと呼ばれていますが、細胞を直接、間接的に傷つけて老化を進めます。

肌の真皮層には毛細血管が伸びており、肌の栄養分が運ばれています。血行が悪くなると肌の血色がなくなり、栄養分も不足するため肌にもダメージを与える原因となります。

皮脂と汗が混ざって肌表面を覆っている皮脂膜は、肌の潤いやツヤを保ち、紫外線やその他の外部刺激から肌を守ります。洗顔のし過ぎによって皮脂膜を落とし過ぎないようにしましょう。また、睡眠不足、ストレスなどでも減少してしまうことがあります。

肌にはNMF（ナチュラル　モイスチュアライジング　ファクター）と呼ばれる成分があります。天然保湿因子とも呼ばれ、良質な睡眠や栄養バランスのとれた食事などでも健康的に維持することができます。加齢や外部刺激で減少しますので、保湿化粧品で外部から保湿を補うようにしましょう。

タンパク質、ビタミン類、ミネラル、酵素など、栄養バランスのとれた食事と適切な量の摂取心がけることで、健康で美しい肌を保つことができます。

血行が良い肌は栄養もしっかり行き届いて、イキイキと輝きます。バランスの良い食事とウォーキングなどの運動によって血流を促すことができます。また、体を冷やさないことも大切です。

睡眠の質によっても肌の状態が変わります。22時から26時は成長ホルモンが促される時間帯なので、規則正しい生活と質の高い睡眠を心がけましょう。